ギリシャ料理は、豪華な味付けというよりも地中海でとれた新鮮な魚介と、さんさんと降り注ぐ太陽の恵みである野菜や果物の素材の味を大切にする・・・決して妥協を許さない素朴で、正直な? 料理といえるかもしれません。
素材の持ち味を生かす、と言う意味では日本料理と共通するものがあります。
地中海料理の一種とはいえ、近代にオスマン帝国の支配領となった歴史の影響か、イタリアや南フランスよりも、どちらかというとトルコ料理と共通する点が多いようです。
その最たる点は、やはりオリーブ・オイルにあります。
ギリシャの国民一人当たりのオリーブ・オイル消費量は、約20クォート・・・1クォート=訳946mlですから、18920mlということになります。
これは世界一です。
こう聞くと、さぞかし脂っこいのでは?と思うかもしれません。
しかし、そのあぶらっこさとバランスととるためでしょうか? トマトの酸味の活かし方が抜群なのです。
オリーブ・オイルの芳醇な香りとトマトの酸味が、地中海の新鮮なイカやたこと絡み合い、すっきりとした爽やかさが口いっぱいに広がります・・・ワインがますます美味しくなりますよ!